【ポケモン剣盾シーズン13シングル使用構築】Iron Defenseペンドラーバトン【レート2013最終177位】

【はじめに】

はじめまして,MIZと申します。

バトンパでレート2013・最終順位177位を達成できたので,構築を記事にしたいと思います。

 

【使用構築】

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【コンセプト】

普段仕事が忙しいためランクマッチはあまり潜れず,しかも流行の型とかにも疎いので,自分が主導権を握りやすいパーティーにしたいと考えた。また,準伝説,UB,600族,使用率TOP30は使用せず,入手しやすい一般ポケのみでの構築とすることを目標とした。

基本選出に忠実に従って勝っていけるシンプルかつ強力なパーティーとして,バトンパを組むこととした。起点作成+鉄壁と加速を積めるペンドラーを経て,突破されないバトンアンカーにより相手を詰ませる。

 

【個別解説】

(1)オーロンゲ@くろいてっきゅう

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性格:しんちょう

特性:いたずらごころ

実数値(努力値):H201(244)-A140-B100(116)-Cx-D125(148↑)-S80

技構成:ソウルクラッシュ,ちょうはつ,でんじは,トリック

 

起点作成要因。でんじはと鉄球トリックで相手のすばやさを奪う。でんじはが入らないサンダーやランドロス等の電気・地面タイプやタスキ持ちがやっかいな相手には鉄球を渡す。こうこうのしっぽでもよいが,後続のペンドラー地震・ダイアースが飛行タイプに入るようになるので鉄球を選択した。調整は,Hはレベル定数ダメージ4回耐え,Bはようきドリュウズアイアンヘッド耐え,DはC特化ウツロイドヘドロウェーブ耐えを意識。オーロンゲ自身が相手の積み技の起点にならないようにするためにちょうはつは必須。壁貼り型も試したが,後続のペンドラーが先制できることの方が重要な場面が多かったのでこの型に落ち着いた。

 

(2)ペンドラー@フィラのみ

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性格:わんぱく

特性:かそく

実数値(努力値):H165(236)-A121(4)-B154(244↑)-Cx-D90(4)-S135(20)

技構成:じしん,てっぺき,みがわり,バトンタッチ

 

バトン要因。オーロンゲによるサポートから2番手として出す。物理アタッカー相手には先行して鉄壁を積めば抜群を取られてもほとんど突破されることはない。特殊アタッカー相手には,麻痺が入っていれば相手が動けなくなるまで身代わりを繰り返し,身代わりが残った状態で鉄壁を積む。身代わりの回数を確保するために持ち物は回復木の実。ジバコイルヒードランウツロイドに対しては地震が4倍で入るので,適当なタイミングで倒してしまう。飛行タイプの特殊アタッカーに対してはオーロンゲの黒い鉄球が渡っていればダイアースで特防を上げつつ攻撃する。こちらの火力が低いので相手を倒すことはできないが,特防を上げた状態でバトンができる。

 

(3)ピクシー@アッキのみ

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性格:ずぶとい

特性:マジックガード

実数値(努力値):H202(252)-Ax-B132(212↑)-C116(4)-D112(12)-S84(28)

技構成:アシストパワー,ムーンフォース,めいそう,つきのひかり

 

バトンアンカーその1。ペンドラーから受け継いだ防御と素早さを利用してめいそうを積み,アシストパワーで相手3体を突破可能にする。相手が悪タイプだった時のためにムーンフォースは必須。ダイフェアリーで状態異常を回避できるのも強み。鋼タイプ相手は物理アタッカーであれば抜群の火力も受けることができる。てんねんとマジックガードで迷ったが,バトンパの弱点であるやどりぎ,のろい等のスリップダメージを抑えられるマジックガード採用の方が勝率は高かった。ミミッキュ,ドラパルトが見えているときには大抵選出していた。

 

(4)エーフィ@イアのみ

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性格:ずぶとい

特性:マジックミラー

実数値(努力値):H168(220)-Ax-B121(236↑)-C151(4)-D116(4)-S136(44)

技構成:アシストパワー,マジカルシャイン,めいそう,あさのひざし

 

バトンアンカーその2。バトンの動きを妨害してくる相手に対して特性マジックミラーで対抗する。具体的には,欠伸,吹き飛ばし,吠えるなどを使ってくるカバルドンラグラージや,怪電波を使ってくるサンダーやポリゴン2への対抗手段となっている。初手にカバルドンが出てきたときは,オーロンゲで挑発,ペンドラーに交代して1回鉄壁を積んでエーフィに交代するという流れをとる。アシストパワーはバトン後めいそう2積み程度でも十分な火力が出るので,多く積んで急所などのリスクを負うよりは早めに攻撃した方が良い場面が多かった。バトンの際のダメージの影響を抑えるために持ち物は回復木の実。

 

(5)ハピナス@たべのこし

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性格:ずぶとい

特性:てんのめぐみ

実数値(努力値):H330-Ax-B68(252↑)-C119(188)-D155-S84(68)

技構成:アシストパワー,かえんほうしゃ,めいそう,たまごうみ

 

バトンアンカーその3。特殊に対して絶大な強さを誇るアンカー。ペンドラーが強力な特殊アタッカーに対面しても安心してバトンできる。ウーラオス相手でも鉄壁で防御が4段階上昇していればインファイトを受けきることができる。暗黒強打,水流連打は卵産みを繰り返していればPPを枯らすことができる。火炎放射は鋼タイプ意識で採用。鉄壁&ボディプレスをしてくる鋼タイプ相手に遂行速度を上げるためにも火炎放射が役に立った。テッカグヤジバコイルなどの強力な特殊アタッカー相手には,ピクシーとエーフィがバトン直後は不利を取りやすいので,マジックガード・マジックミラーが必要なさそうであればハピナスを積極的に選出した。このポケモンの良いところは相手が物理アタッカーに偏った選出をしてくれるところで,このおかげでペンドラーの場持ちが良くなった。

 

(6)ウォッシュロトム@カゴのみ

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性格:ひかえめ

特性:ふゆう

実数値(努力値):H157(252)-Ax-B127-C172(252↑)-D128(4)-S106

技構成:ハイドロポンプ10まんボルト,わるだくみ,ねむる

 

バトンアンカーその4。Dはダウンロード意識。くろいきりを使ってくるドヒドイデが見えたときに選出する。相手がくろいきりを持っている場合,こちらがペンドラーを出してすぐ繰り出してくるが,こちらは身代わりだけを残してこのウォッシュロトムにバトンタッチする。そこからは悪巧みを積み,ドヒドイデをC+2の10万ボルトで突破するか,相手が交代したら身代わりを盾にさらに悪巧みを積むことができる。このロトムのおかげでトリトドンが入っていない受けル系のパーティーには大体勝つことができた。また,ウォッシュロトムが選出画面にいるだけで相手はゴリランダー,カミツルギナットレイをよく選出してきたため,ペンドラーでの鉄壁バトンがより通しやすくなった。

 

 

【選出パターン】

オーロンゲ+ペンドラー+バトンエース

 

基本これだけ。そのため,オーロンゲとペンドラーの選出率は100%。選出ではどのバトンアンカーを通すかしか考えないでよいため,毎回15秒くらいで選出が終わる。バトンアンカーは,先述のようにバトンの動きを妨害してくる相手をケアするように選ぶ。選出率で言うと,ピクシー>エーフィ≒ハピナスウォッシュロトムという感じだった。

 

【苦手な相手】

・鉢巻ハッサム

オーロンゲがバレットパンチで何もできずに吹き飛ぶ。

カプ・テテフ

初手に出てこられるとオーロンゲの補助技が打てなくなるので,後続のペンドラーがきつくなる。

 

上記のように初手のオーロンゲを妨害されてきつくなるというパターンがあるので,起点作成役をもう一枠用意した方が良いと思うが,バトンアンカーを幅広く揃えたほうが勝率が良かったため今回の構築に落ち着いた。

 

【対戦成績】

 

TN:MIZ

最終レート:2013

最終順位:177位(最高44位)

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【おわりに】

ポケモン対戦は第8世代から始めましたが,レートが見れるようになってから初めて2000を達成できて嬉しい限りです。

今回の構築の作成にあたっては,バトンパで活躍された先人の方々の調整等を大いに参考にさせていただきました。記して感謝申し上げます。

 

・とどりこさんのブログ

www.todorico-poke.com

・志摩さんのブログ

blog.livedoor.jp

・Kuniさんのブログ

kunitaka.hatenadiary.jp